今日もどこかの小区で@上海

上海での日常を綴っています。日本での日常生活とは少し違った、でも実はあまり変わらない人間味溢れる上海生活をご紹介します

叔母を調理する

今朝は、ネットオーダーの開始時間から1分経過してからのログインだったにも関わらず、「豚骨風インスタントラーメン」と「アンガスビーフステーキ」を収穫した。


私は現在「グルテンフリー」に挑戦中なので、「インスタントラーメン」はもちろん夫のための購入だ。


夫に今日の収穫を伝えると、久しぶりのインスタントラーメンが食べれるからか、ちょっと嬉しそうな表情をしていた。


それから、「ステーキは美味しく焼いてあげるよ」と言ってくれた。


朝食を食べた後、娘と夫はまた広場へ遊びに出かけて行った。


私は家でのんびりしたかったので、ゴロゴロと動画を観ていたが、最近ミネラルウォーターの購入が出来る様になったので、その水を使い味噌汁を作ることにした。


多くの中国人は、ミネラルウォーターは使用せず、水道水を沸かした水を飲んだり、料理に使用したりしているらしい。


なので、ミネラルウオーターは生活必需品とは考えていられないらしく、ロックダウン中の購入が簡単ではなかった。


出汁はいつも通り「昆布とかつお節」である。


「昆布」はおよそ2年半前に日本へ一時帰国したときに購入したものだ。


賞味期限はとっくに過ぎているが、ずっと冷凍をしておいたので、大丈夫だろうと思い使っている。


「かつお節」は日系スーパーで手に入るので困らない。


日系企業に勤め、休日はこの様に出汁から作れるお味噌汁を飲んでいると、つくづく本当に日本と変わらない生活だな、と感じる。


ただ、小区の人々との交流は、日本では体験できないものだろう。


お米も炊いておこう。


以前、町内会の配給で配られたお米が残っているので、このお米を使おうと思い、よくよくパッケージを見てみたら、


「煮飯婶」*日本語だと「お米を炊く叔母」という意味だろうか。


と書いているが、その下に英語で、


「Cook your aunt」とある


うちの叔母さんを料理して食べるのかよ・・・


こういうとんちんかんな訳は、中国でよく見かけるため、最近はそれほど突っ込みたくなくなってしまった。


そんな風に、中国に来てから低くなってしまった自分の感性には、ちょっと残念である。